学者とマスコミはグルで頭脳支配

2019年11月

講談社BOOK倶楽部リンクより

「降る雪や明治は遠くなりにけり」は1931年に中村草田男が詠んだ作の一句です。明治維新から63年が経っていました。この年、近代化の象徴である鉄道網計画の中であった清水トンネルが9月に開通しました。このトンネル開通は戦前の国定教科書にも取り上げられました。このトンネルは川端康成の『雪国』の冒頭のトンネルのモデルになったともいわれています。

こういった近代化の一方で同じ9月に柳条湖事件と呼ばれる鉄道爆破事件が日本の関東軍の謀略によって引き起こされました。満洲事変の勃発です。この年は軍国日本の侵略・拡張主義が前面に出てきた年にもあたります。

草田男は当時の日本のきな臭さ、息苦しさを感じて、明治の健全だった(と思われている)精神を懐かしみ、それが失われていくことを嘆じたのでしょうか。

こう回顧される明治を作り出した明治維新はどう考えられていたのでしょうか。
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本来の「人類のための科学」とは何かを考えるきっかけになる記事があったので投稿します。以下、週間:事実報道 2019年10月10日 弟231号から引用です。

原発事故が示す 後始末しない科学

<フクシマの放射能汚染水を海に捨てる、捨てないという議論が最近活発になりつつある。その可否は別にして、「そもそも処理しきれないものをつくってきた」という認識は、科学者たちにはないのだろうか>

原子力発電所から発生する、高レベル放射性廃棄物は、ガラス固化され地下300メートルより深い岩盤の中に埋め込まれる。この使用済燃料棒は、数年間冷却された後、青森県の六ケ所村再処理施設か海外に送られる。 2019年3月末時点で貯蔵管理中に2485本が存在しており、これまでに使われた燃料を再処理すれば、約2万5000本もの本数になるという。10年の時点で1702本が存在していたことから、現存している分量のみでカウントしても、ここ10年ほどで1.5倍の本数にもなっている。(19年数値参考・原子力発電環境整備機構、10年数値参考・電気事業連合会資料)。
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 「ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットは大きな成果を出せずに閉幕した。各国の削減行動は限られ、温暖化対策の国際枠組み“パリ協定”の目標達成の難しさがあらためて露呈した」(『日経』9月25日付社説)。大手マスコミはこうした状況を憂い、国連が演出した大人たちを叱咤するスウェーデンの少女を大きくとりあげ、各国政府が脱炭素に向けて舵を切るよう論陣を張っている。それは、「人為的CO2による地球温暖化」は科学者の大多数が認めている定説であり、それに異論をとなえるものは科学を否定するものだという調子である。

以下「長周新聞」(リンク)より引用します

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国連気候変動サミット

 IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)は、この気候サミットにあわせて特別報告書を発表した。報告書は、このまま有効な対策を講じず温室効果ガスを排出し続ければ、今世紀末には20世紀末ごろから海面が最大1・1㍍上昇し、2300年には最大5・4㍍高まると警告している。また、巨大台風や高潮、豪雨などのリスクも増大すると並べている。
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