確かに、最近テレビが面白くないと感じます。(事実、私はテレビをあまり見ません)マスコミが視聴率獲得の為に発信する情報、評論家などの発信者階級が撒き散らす的を得ない旧観念、それを受けることによって起こる受信者の発信欲求、人々の意識の変化。様々な要因が考えられます。

 しかし、私はテレビ及びマスコミはあまり変わっていないと感じています。例えば、過去においてもマスコミは視聴率獲得を目的としていました。そして、ニュースは現実を映し出す発信媒体として、少なからず新しい認識を得るために役に立っていると感じています。(もちろん、役に立たない番組も数多くあり、過去に比べ多くなってきたと感じていますが)

 では、なぜテレビは面白くないのでしょうか?それは、現代社会の全面的な閉塞状態にあると私は思います。不況が続く現代社会において、また、社会不全が蔓延する現代社会において、マスコミは暗い情報を発信しがちになり、発信階級はそれをただ否定するだけ。解決策が見えない。答えがほしい。私には、マスコミや発信階級も新しい認識を必要としているように感じられるのです。そして、答えが見えないまま情報を発信し続けている今のテレビは、活力を失い、魅力さえも失ってしまっているのだと思います。
 
 過去を見ても、今現在ほど新しい認識が求められている時代は無いと思います。新しい認識は見知らぬ人々との交流によって少しずつ確立されていくでしょう。実際、テレビが面白くないことによって、こんなにも多くの人々が意見を出し合い、それを通して新しい発見ができる。新しい認識として広がっていく。前に進みだした人々は共認し合い、さらに前へと進んでいく。それが人々の活力源となると思います。

阿野維規
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