>近代思想はそれが集団破壊を究極の目的とする性的自我に基づくものであることも、その最大の価値たる自由な性=恋愛が規範破りの抜け駆け性闘争であることも、それら一切の真実を捨象し、真の現実から目を背らせる。むしろ、それら真の現実から目を背らせ、それを本源風の欺瞞観念で美化し正当化することによってその醜悪な現実を覆い隠すことこそが、近代思想の唯一の存在理由なのである。実現論2_6_05

以前から、いわゆる「思想」というものが極めて分かり難いと感じていたが、その理由がよくわかった。

人間の本質的な部分、特に「性」から目を背けて作り上げた「思想」は、どれも片手落ちで、不完全なものでしかなかったのだ。このことは、思想が現実を見ていないことを端的に意味する。現実を見ていない思想が、正しい筈はなく、欺瞞観念だといわれれば否定のしようがない。

そのスタンスで、改めて現在の市場社会を見てみると、「自由で平等な市場原理」、その基本となる「資本主義」自体が「個人の自由」「勝者の自由」を原点としていることを、美化・正当化していることが透けてみてくるのだが、世界中の政府・国家が、自由市場を正しいものとして=絶対的なものとして突き進んでいることの異常さが感じられて、怖ろしい・・・



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