福島第1原発の汚染水が海に流出している問題で、東京電力は7月22日、11年5月以降に汚染水に含まれて流出した放射性物質のトリチウムの量が20兆~40兆ベクレルに上るとの試算を明らかにしました。これがどれだけき危険なものなのかは「福島原発汚染水の危険性」リンクで説明しましが、汚染水流出について発表が8月2日にありました。

 カレイドスコープから紹介します。

<引用開始>

 とうとう、自民党、経済産業省、環境省、文部科学省、東電が隠しに隠してきたことが明るみに出てきました。
それは、トリチウムという形のない悪魔です。

トリチウム数十兆ベクレル流出か 福島第1原発の汚染水
(共同通信  2013年8月2日 20時)

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福島第1原発の汚染水が海に流出している問題で、東京電力は2日、2011年5月以降に汚染水に含まれて流出した放射性物質のトリチウムの量が20兆~40兆ベクレルに上るとの試算を明らかにした。原子力規制委員会で開かれた汚染水対策を検討する作業部会に報告した。

東電は、体内に蓄積しやすく健康影響が懸念される放射性ストロンチウムも流出総量を今後試算するとともに、原発周辺海域での魚介類への影響調査を始める。

『トリチウムの脅威が私たちの生活を二度変えようとしている』の記事で、東電が自ら出してきた資料だけを使って、少なくとも、今年の5月下旬に、天文学的な量のセシウム、ストロンチウム、トリチウムが海洋流出していることを東電は把握していたものの、(おそらく)資源エネルギー庁あたりから圧力をかけられて国民に発表しないようにしてきたことを証明しました。


【トリチウム汚染水が医学的に意味するところの9つのこと】
ヘレン・カルディコット博士

放射能汚染水からトリチウムを分離する方法はありません。
トリチウム(エネルギーの低いβ線を放射しながらβ崩壊する)は、100年以上、放射性を持ったままの強力な発ガン物質です。

トリチウムは、(水に取り込まれると)藻類、海草、甲殻類、そして魚などの水生生物に集中して蓄積されます。

(他の核種と同様に)無味無臭で、目に見えないので、シーフードを含む食べ物の中に、今後何十年もの間、必然的に取り込まれてしまいます。

それは、DNA分子(つまり遺伝子)の中で結合します。
DNA分子の中では、後になってから、癌に結びつく変化が引き起こされる場合があります。

(トリチウムがDNA分子内で起こす変化は)脳腫瘍、赤ちゃんの先天性奇形、多くの臓器でのガンの原因となります。

この放射能汚染水を永久に封じ込めておく方法はなく、今後、50年以上の間、太平洋に漏出することは避けられないため、非常に恐ろしい事態が待っているのです。

『汚染水の海洋放出 ガンを誘発するトリチウム汚染の恐怖』より抜粋



元国連職員の松村昭雄さんのブログにあるように、6月18日付ニューヨークタイムズ紙の田淵広子記者による記事「福島原発近くの地下水に高レベルの放射性ストロンチウムが検出」は、TEPCOが福島第一原子力発電所で許容レベルをはるかに超えたストロンチウム90とトリチウムを検出していたことを警鐘しているのですから、確実に国と、自民党が国民に隠したことは間違いのないことです。

著名な原子力専門家のゴードン・エドワーズ博士(Canadian Coalition for Nuclear Responsibility理事長)がトリチウムとストロンチウム90の恐ろしい影響について説明してくれています。

2011年の段階で、4号機の破滅的事態を予測し、緊急に国際的な評価チームを作るべきだと主張した高名な核物理学者です。

トリチウムは水と同じ。水から水を除染することはできない

<引用終了>




小澤紀夫