そして第3の疑問が
フロンによって破壊されたオゾン層なんてものが確認されていない
という点です。「フロンはオゾン層を破壊できるのか?3」 リンク

>そもそも、オゾンホールは殆ど南極にしか生じません。北極も似たようなオゾン濃度の低下現象が起こったり、小規模のオゾンホールが確認されたこともありますが、南極のそれには到底およびません。どちらにしても、その原因がフロンであると考えると、理論的に苦しくなるでしょう。

>まず、フロンの主要な用途は初回にご紹介したとおり、洗浄剤や発泡剤などの産業用として用いられていたもので、殊に先進国の工業地帯から大量に排出されていました。その工業地帯の大部分が北半球にあります。南極はいわば世界で最もフロンの主要排出源から遠い場所と考えても差し支えないでしょう。

前述したようにフロンは重い気体で、気流に乗ってもそうそう遠くへは飛散しません
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>世間一般の認識としては「南極上空には常にオゾンホールがポッカリと空いていて、年々大きくなっている」と思われているかも知れません。が、実は南極のオゾンホールというのは(北極のオゾン濃度低下も)「季節現象」なんですね。

>南極にオゾンホールが生じるのは8月中旬~11月初旬くらいにかけて2ヶ月半~3ヶ月くらいの期間限定です。8月中旬といったら、北半球は夏ですが、南半球は冬です。極地の夏は「白夜」となって日が沈まなくなりますが、冬は逆に日が昇らない「極夜」となります。

>8月中旬の南極は極夜の真っ最中です。つまり、強力な紫外線どころか太陽光そのものが届かない時期なんですね。これでどうやってフロンが分解されて塩素が生じ、オゾン層が破壊されるというのでしょうか?

>一方、オゾンホールが消失する11月初旬というと南極は初夏で紫外線がいよいよ強くなり、しかも白夜で太陽光が途絶えない時期に入っています。これが逆なら話は明解ですが、フロンでオゾンホールを説明しようとすると話がアベコベになってしまう

>実は、オゾンというのは強い紫外線の作用で生じるものなんです。ですから、極夜で太陽光が届かなくなれば、当然のことながらオゾンの供給はストップします。南極も北極も冬の後半くらいからオゾンの濃度が低下していくのは、極夜で太陽光が届かなくなるからだと考えるほうが遙かに自然でしょう。

>また、大抵の化学反応がそうであるように、オゾンも温度が低いほど作られにくいといわれています。北極より寒い南極のほうがオゾンの供給が落ち込む期間が長く、その地域が広くなる傾向もこうした要素を考慮すると理解しやすいですね。

>加えて、オゾンホールは暖冬ほど小さくとどまり、厳冬ほど大きく発達するという顕著な傾向があるんですが、これもオゾン供給量の変化がオゾンホールの原因になっていると考えたほうが理に叶っているといえるでしょう。

このようにフロン犯人説は理論的に破綻している。少なくても仮説として穴がありすぎなのである。

>「フロンは環境破壊ガスだ」という濡れ衣を着せてしまえば、「フロン廃絶」という国際世論の一丁上がりです。ウイーン条約だのモントリオール議定書だの、フロンを規制する国際的な取り決めが発効したことで、「誰でも自由に作れる安価で便利なガス」になるはずだったフロンは「誰も作ってはいけない環境破壊ガス」ということになってしまいました。

>先進国の巨大資本ケミカルメーカーがこぞって「オゾンを破壊する塩素」を含まないハイドロ・フルオロ・カーボン(HFC)など代替フロンの開発とその特許取得に血道を上げていたのは、まさにフロン廃絶へ向けて国際的な取り決めが策定されていた時期でした。

このフロン犯人説もCO2による温暖化説と同様、環境問題をビジネスとして利用するために捏造された疑いが強まる。それは、一旦フロンを犯人と国際的に「認定」した途端あまり騒がれなくなったこととも符合する。



北村浩司