こうして、社会に出て働いていると大学の意味が分からなくなる。
基本的なことは、義務教育の範囲で済んでしまう。

それよりも4年早く、社会に出ていれば、もっと有意義な時間を過ごせたのではないかと思う。
「いい大学にいって、いい会社で安定した人生を」なんて、一昔前の話だ。

いまや、その「いい会社」=「安定」とは言い切れない。

誰もがみな、先が見えない社会にいる。
だからこそ、手に職を付けられるようなものが人気を集めている。
資格から職業体験など、さまざまだ。

「働くクセ」をつける。
これが大事。

大学では教えてくれない。
自ら社会に飛び込まないと、得られないものばかりだ。
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所詮、学校という鳥かごの中で、外を見せずに、学校が全て。教師が正と、大事に育てられた鳥たちは、
急に真っ暗な世界を飛ばなければならない。
ならば、そんな鳥かごを飛び出して、飛ぶ練習をしたほうがよっぽどいい。

以下引用リンク


「貧しい家庭の子供は大学進学率が低い。親の貧困が教育格差を通して連鎖する!」って主張してる人に、
「で、あなたが大学で学んだことで、今、いちばん役立っていることは何ですか?」って聞くと、
返ってくるのは、「それって授業料の対価として得られたものじゃないですよね?」みたいな答えが多い。

大学時代にスポーツクラブやサークル、NPO などの課外活動で学んだとか、
大学時代にアルバイトで学んだとか、
大学時代に起業して学んだとか、
大学時代に海外を放浪して学んだとか、
大学時代にたくさん本を読んで学んだとか、

そんなんばっかりで、
「いやそーじゃなくて、大学に授業料を払うことでしか手に入らないもので、人生でめっちゃ役立ってることは何なんですか?」って聞き直すと、
「えっ? えー、えーっと」みたいになったりする。

別に NPO もスポーツもサークルも放浪も起業もアルバイトも読書も、大学なんか行かなくてもできるんだから何の問題もないじゃん。

★★★

大学時代にかけがえのない仲間と出会った、とか、
周囲にスゴイ奴が多くて刺激を受けた、とか言うのだって、
大学に行くかわりにベンチャー企業にでも入ってれば、もっと多くの「スゴイ仲間」に会えたのでは? 議論だって大学より圧倒的に密度が濃く、活発だよ。

別に今時のベンチャー企業じゃなくても、日本は地方の零細企業の町工場にだって、やたらと「スゴイ人」がいる国なんだから、大学なんか行くよりそっちで働いたほうが、よほど「すげえっ!」って人に会えるんじゃない?

「貧困家庭の子供が大学に行けないことで、生きる上で不利益を被ってる」というのなら、「大学に行って手に入る、そんなスゴいものって一体なによ?」っていう問いにきちんと答えて欲しい。

もしも、大学に授業料払って得られる最も価値あるものが「卒業証書である」=「大卒である証明。もしくは、どこの大学を卒業したか、という証明書である」だと言うのなら、
「価値にふさわしい価格」以上は、払うべきじゃないよね。

誰でも知ってるように、卒業証書の価値には大学によって大きな差があります。だから「ものすごく価値のある卒業証書」なら、大枚はたいて手に入れてもいいけど、価値の低い卒業証書を大金払って手に入れる必要はまったくない。
しかも日本は(アメリカと異なり)、「価値ある大学卒業証書」ほど安く売られてる。民主的な国なんです。


だから、「東大に受かった。でも学費がないから進学できない」って子がたくさんいるなら、そういう子に「返済義務のない奨学金を!」という提案も理解できるけど、
「名も無い大学に受かった。でも学費がない」って人に学費援助をしても、儲かるのは「名も無い大学」だけでは?


当の本人はそのお金と引き替えに、何を得られるの? (←当エントリ最初の質問)

その大学にいけば就職に困らないとか、生きるに困らないとか、そういうコトがほんとに期待できるわけ?

大卒以上って書いてある求人に応募できるって?

それ、応募できるだけだよね? 採用してもらえるわけではないんでしょ? 応募できますってだけのために、「名も無い大学」に 500万円払って卒業証書を購入するのって、ほんとに意味のある買い物なの?

★★★

東大生の親はみんなお金持ちだって? 

塾や(授業料の高い)有名私立高校に行けないから東大にいけないのだと言うのなら、地方の国立大学にいけばいーじゃん。東大を出たら成功できるけど、東北大学や広島大学だと成功できないわけ?

「いやいや、塾にいかないと地方の大学にも合格できないのだ!」って?
だとしたら問題なのは奨学金じゃなくて、公立高校の教育能力でしょ。そっちを改善した方がいいと思います。

★★★

おそらく「授業料の対価として大学で得たものが役に立った!」と断言できる人の大半は、「職業系の教育訓練」を受けた人なんじゃないかな。
医者や薬剤師や看護師、プログラミングなどを学べる工学部とか情報学部、管理栄養士とか建築家とか。
だとしたら、つまりそれって、「大学の価値は、実学職業訓練にある」ってことだよね? 

でもいまや、それさえ授業料を払わなくても手に入るようになってきてます。プログラミングはもちろん、もっと高度な内容でさえ、無料で学べるサイトが増えてるんです。
世界でも日本でも、MOOC (Massive Open Online Course)とかいって、大学自身が授業をどんどん外部に公開し始めてる。
これなら高校を出てスグじゃなくても、働き始めてからでも勉強できるし、いわゆる授業の中身については、授業料を払わなくても手に入るようになる。

大枚はたいて大学に行く価値は何なのか?
みんなもーいっかい、よーく考えたほうがいい。

もしも「みんな行ってるから行ってるだけ」なら、そのうち行かない人が増え始めたら「行かない人も増えてきたから行かない」→「みんな行かないから行かない」に変わっていく可能性は、十分にあるんじゃないかな




松田真依